新居に引っ越しました。

ご報告と更新が大幅に遅れましたが、今週日曜、千葉県市川市に引っ越しました
最寄り駅はJR総武線・都営新宿線の本八幡駅、または京成線の八幡駅です。

今週1週間まるまる使って、部屋の整理やらバイトの退職やら役所での手続きを行なってまして、一通り終わったらブログ書くかとも思ってたのですが、未だに部屋が片付いてないのでヤケになってエントリー書きますw

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Twitterのアカウントが停止された!(解決済み)

えー、7月です。暑いですね。
エントリーの下書きばかり溜まってしまい、全然上げることができていませんが、そうこうしてる間にテスト期間に突入しまして、もはやそれどころではないのが現状です。

………ぇ? じゃぁなんで今書いているんだって? 超重要な事件が発生したからに決まってるじゃないですか。

本日深夜3時頃、私Kairiは愛用のTwitterクライアント「Twitterrific」がログインできない状態にあることに気付き、慌てて本家Twitterのサイトにアクセスしました。
すると……………

2009-07-16_0400

なんとワタクシ、Twitterのアカウント自体を止められていました。

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【PR】新番組「web broadcasting committee」をMUBS-web.comにて配信中!

明治大学放送研究会 公式サイト「MUBS-web.com」にて、私とkamikamiによる共同制作番組「web broadcasting committee」の配信を始めました。
というワケで「 [WBC] 第一回「だからお前は伊集院にはなれない!」 vol.1」より引用。

Creative Commons License

Audio MP3

「web broadcasting committee」はCreative Commons 表示-継承 ライセンスの下、明治大学放送研究会の制作でお送りしています。

前々らか告知していた。web広報部としての新番組が遂に解禁です。
その名も…
web broadcasting committie
略して…
wbc』です。
陳腐なネタです。笑ってやってください。

ウェブ・ブロードキャスティングを 考えよう的な番組です。
究極的にざっくり言えば。

当ブログに併せ、ぜひMUBS-web.comのフィード登録もお願いいたします。

HTML 5を利用した映像・音声の再生デモ

さて、珍しく技術系のネタです。

29日のTwitterで騒いでましたが、HTML 5が個人的に ヤ バ い です。
今までも存在は知っていたんですが、「Google I/O 2009」という技術者向けカンファレンスでのデモを見たら………久々に、あの憎たらしいHTMLタグと格闘したくなりましたw

HTMLというのは、私以下の世代なら学校の授業で触れたことがあると思いますが、簡単に言えばウェブページを表示するためのコンピューター言語です。まぁ知らない人はどこぞの宇宙語だと思ってください。
そのHTMLの仕様が来年9月、約11年ぶりに大きく変わります。それが、HTML 5と呼ばれるモノです。詳しくはWikipediaの該当項目現行のHTML 4との比較をご参照ください。

まぁ、そのスゴさをわかりやすく見るなら、コレを見るといいかも。


YouTube – Google I/O 2009 Keynote, pt. 1

コレ、全部ウェブブラウザで動いてるんですよ。特別なソフトじゃありません。あなたがこのブログを読んでいる、そのアプリケーションです
特別なプラグイン……どころか、いまや一般化したFlashさえもいりません。だから映画の公式サイトなどでよく見る「Loading…」も、これで見掛けなくなるかもしれません。

わかりましたか?
これが、HTML 5と愉快な仲間たちによる、ウェブでの新時代の表現です。

………とはいえ、主にいわゆる“大人の事情”というヤツで、そこまで急激にウェブが進化するというワケでもありませんが、技術的にはもう十分、ウェブで更にリッチな表現ができるようになっています。

映像・音声の再生が変わる!

そんな新しい表現を支える、数あるアップデートの中でも私が注目しているのは、<video>タグと<audio>タグ——つまり映像と音声に関する新要素です。

今までウェブページ上で動画や音声を再生するには、Windows Media PlayerなりQuickTime PlayerなりFlash Playerなり、とにかくなにかしら再生用のプラグインが必要でした。
もちろん、今時の最新ブラウザにはそんなもの標準で搭載されていますから、特にストレスなく動画や音声を試聴することができていると思います。

ですが、それって実はパソコン自体やネットワーク回線に、結構多大な負荷をかけているんです。
例えばニコニコ動画を使っていると、プレイヤーを読み込むのにも時間がかかり、動画を読み込むのにも時間がかかり(たまにエラーで弾かれ)、再生してもカクカクで、しかもすぐに止まる………なんて経験ありますよね?
もちろん、HTML 5でソースを書いたところで、動画自体は重いので、やっぱり読み込むのに少々時間はかかります。でも少なくとも、プレイヤーの読み込み時間は圧倒的に速くなりますし、1度再生した動画はキャッシュとして残っているようで、再度訪れた時は読み込み時間ほぼナシで再生可能です(実体験)。

また、ウェブページに動画を埋め込む時でも、あのリアル宇宙語みたいな謎なモノをいちいちコピペする必要はありません。まぁ今時あんなモノ貼付けなくても、ブログサービス側で用意してくれたりしますけどね。

※ 再生上の注意 ※

というワケで早速デモに移りたいワケですが、ここで1つ問題があります。……ここまで煽っといて申し訳ないんですが、

多分あなたが「今」お使いのブラウザでは、再生できません。

何故かと言うと、あなたがお使いのブラウザは、恐らく<video>タグと<audio>タグに対応していないからです。この2つはまだまだ規格を策定中というところで、実用段階ではありません。

「じゃぁ再生できないんじゃないか」って? …ならそもそもエントリー書きませんよ。
この2つのブラウザなら動作確認しているので、ちょっとダウンロードして使ってみてください。

ごらんの通り、まだ2つともFirefoxはBETA版、つまり開発中の暫定版です。でもほとんど問題なく使えますんで、ご安心ください。
「なんだこのソフトは。知らねーよこんなの。大丈夫なのかよ」とお思いの方は、多分Windows標準のInternet Explorerをご利用なのかと思いますが、アレ、ぶっちゃけクソなので早めに乗り換えた方がいいですよ? HTML 5への対応にも消極的ですし。

で、特にSafari 4 BETAはオススメです。現在もっとも多く普及している音声規格MP3や、それを改良した(と言っておけばいいハズ)MP4の再生に対応しています。つまり、現行のPodcast/Videocastのデータを、より簡単に気軽に再生できるようにしてくれます。
利用者が比較的多いFirefoxは、残念ながらMP3やMP4の再生に対応しておりません。OGGという、よりライセンスフリーな規格を採用しています。これはこれでいいんですが、Apple先生が猛反対している上に、あまりにシェアが低いんですよねー………。

ちなみに、他にOperaやGoogle Chromeといったブラウザが存在するんですが、Operaは動作確認していませんし、Google Chromeはホントに開発者向けにしか公開していませんのでオススメしません。

さてさて、HTML 5対応ブラウザの準備はできましたか?
じゃぁ、いっちょ再生してみましょうか。下の「Continued…」をクリック!
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モバイル版 Chaotic Creation. リニューアル

当ブログ「Chaotic Creation.(略称:カオクリ)」ですが、皆さんはどんな端末でご覧ですか?
大多数の方がPCからアクセスしているのではないかと思います。実際、例えばmixiモバイル経由だと「パソコン用のページです」みたいな警告が出て見られないように、このブログはPCからのアクセスを想定して構築されています。(追記:普通のケータイから見ると、mixiモバイルはブログをモバイル用に変換してくれるのですね。以前アドエスで見ていた時は見られなかったので、知らなかったです)

しかし、今まで特に告知もしてこなかったのですが、実はカオクリは以前からモバイル端末でのアクセスに対応しているんです。
対応端末はdocomo/au/softbank/E-mobile/willcomなどの各社ケータイ、そしてiPhone/iPod touchでした。これらの対応端末で当ブログにアクセスすると、自動的にモバイル版が表示されるように設定されていました。

ただ、iPhone版はともかくとして、ケータイ版カオクリはデザインがあまりにシンプル過ぎで、かつ、一部の端末(私が常用しているTouch Diamondも含む)ではPC版の方に繋がってしまうという問題があったんです。
カオクリで使っているブログソフト「WordPress」のプラグインにはもっと質の高いモノもあったのですが、サーバーの都合上で実装できていませんでした。それが先日、ようやくサーバー側が対応してくれたので、どうにかケータイ版のリニューアルにこぎ着けることができました。

なんといってもまぁ、デザイン面の改良が素晴らしいこと素晴らしいこと。
コメント欄の表示など未整備の部分もありますが………まぁ、そこはご愛嬌ということでお許しをw
また、ポッドキャストの再生も制限されるみたいですね。まぁケータイでストリーミングして聞きたいなんて私みたいな物好きはあまりいないでしょうから、問題にはならないと思いますが。

お使いのモバイル端末から利用される際は、以下のQRコードをご参照ください。
mixiからじゃ見れねーじゃねーか!」と思ったら、このQRコードでケータイのブックマークにでも登録しておいてください。

QRコード
./

ちなみにカオクリで現在お世話になっているプラグインは以下の2つです。
WordPressでブログを管理している方は参考にしてください。

見た目としてはこんな感じですね。自動で変換してくれるんだから、便利なものです。

Chaotic Creation. from Windows Mobile
Chaotic Creation. ケータイ版
Chaotic Creation. from iPhone
Chaotic Creation. iPhone版

NHKオンデマンドは“放送”ではない。

昨日1日、日本放送協会(NHK)はNHKオンデマンド(NOD)というサービスを開始しました。
Twitterにも書きましたが、AV Watchでレビュー記事がありましたので、詳しくはそっち見てください。
要約すると、ポイントとしてはこんな感じ↓

  • 有料のVOD(ビデオ・オンデマンド)サービス。ID登録にはメールアドレス、クレジットカードまたはYahoo!ウォレットの登録が必要。
  • 次の2つのカテゴリがある。
    • 「見逃し番組」:NHKの地上波/BS合わせて1日10~15番組を、放送後から約1週間、購入後24時間まで視聴できる
    • 「特選ライブラリー」:1,200本以上のタイトルがあり、購入後72時間まで再生可能
  • 番組1本あたり105~315円。「見逃し番組」の「見放題パック」は月額1,470円
  • 視聴環境は、PCだとWindows XP/VistaのInternet Explorer(IE)のみ。配信形式がWindows Media Videoなので、Windows Media Player(WMP)が必須(ちなみに私のポンコツWindowsはWMPを消してしまったので見れないw)。また、J:COM、アクトビラ、ひかりTVに対応している。
  • ビットレートは756kbpsと1.5Mbpsの2種類から選べる。1.5Mbpsなら結構な画質で見れるとのこと。
  • PC向けとアクトビラなどのTV向けではIDを共有できない(=両方「見放題パック」にするには月額2,940円必要)。
  • TV放送で徴収している受信料とは、別決済。
    (追記)東京新聞 2008.12.2付朝刊「『放送—通信』融合に一歩 NHKオンデマンド スタート」という記事より引用。

    NHKによる番組のネット配信は、今年四月施行の改正放送法で可能になった。受信料を使ったネットサービスは、ニュースや番組PRに限られるため、NODは有料の独立採算で受信料とは別会計とされた。

    番組のネット配信は民放キー局が先行していたが、配信設備や権利処理の費用がネックになり、「ビジネスとしてはなかなか難しい」(民放キー局幹 部)のが現状。NHKは、主要な権利者団体と配信に関する基本合意にこぎ着け、配信設備は民間のシステムを利用することで、初期投資を最小限に抑えられた という。

    NHKは、三年目の二〇一〇年度に会員数約三十万人、売上高約四十億円で単年度黒字を見込んでいる。一三年度には累積損失の解消を目指し、赤字の場合は撤退を含め事業を見直すという歯止めをかけた。

………さぁ、どこから突っ込もうかw

視点1:ウェブサービスとしてどうか

まぁようやく日本でも始まった、という感覚が近いですかね。
ゃ、ホント言えば第二日本テレビとかの民放が先行しているんですが。

今までNHKで放送され、人気のあった番組を手軽に見れるようにするという発想はいいと思う。
NHKには豊富な番組ライブラリーがある。
それに関しては間違いなく業界一だし、今見ても名作と言える番組も多い。
YouTubeなどで番組を配信しているテレビ局もあるが、
番組の量と質という点で、NHKは完全に他を圧倒している。
これを活かせれば確かに強みになるだろう。

ただ、それはあくまでコンテンツが優れているというだけだ。
優れたコンテンツを持って(作って)いれば、ユーザーは自然とそれを見てくれる―――――。
そんな夢物語が通用する時代ではなくなったことは、
Media Evolution.」で何度も触れたとおりだ。

たしかにNODのインターフェイスはシンプルで分かりやすいし、
誰でも使いやすいよう、設計されていると思う。
先ほど初めて使ってみたけれど、少なくとも私は何のストレスもなく利用できた。
……が、実際視聴しようとすると、当然のことながら環境制限で試聴さえできない。
当たり前だ。私のメインPCは(今は修理中の)MacBookだし、
私のWindows PCはWMPを消してしまった上に、Google Chromeをメインに使っているのだから。

今更言うまでもないことだが、
YouTubeニコニコ動画がこれほど流行った要因の1つとして、
「環境に(ほとんど)左右されずに視聴できる」という点が挙げられる。
これらの動画サービスは、その表示・再生にFlash Playerを採用しており、
現行の最新ウェブブラウザの機能を考えれば、再生できないということは、まずありえない

確かに、大多数のユーザーはWindowsのIEを利用しているのだから、再生に支障はないだろう。
しかし、その“大多数のユーザー”というのは、いわゆるライトユーザーだ。
1日に数時間しかネットを利用しないライトユーザーが、
無料のYouTubeニコニコ動画ならまだしも、
有料で、(上記2つに比べれば)コンテンツも少ないサービスを日常的に利用するだろうか?
逆に私のようなヘビーユーザーはどうだろう?
私のようにFirefoxやSafari、Google Chromeを使っている人たちも多いだろう。
正確な統計はいま手元にないが、1年ほど前の開発者向けの調査の結果、
IEとFirefoxのシェアが互角だった、という記事を見かけたことがある。
むしろWeb開発者の声としてよく聞くのが「IEは使えない」という意見であり、
彼らが時たまIEを起動するのは、
作ったページがIEで動作不良を起こしていないか確認するためだけだ。
ウェブ開発をかじっている私自身も、同じように思う。
そんな私達が、普段使わないIEをわざわざ起動させてまで、見ようと思うだろうか?

つまり、ウェブサービスとして体は整っているが、
実際ユーザーが寄り付くかは甚だ疑問なのだ。

視点2:これは“放送”なのか

視点1で言われていることは、既にIT関係サイトでは語り尽くされており、
特に目新しい話というわけではない。
なので今度は、放送に携わったことのある者としての疑問と意見を書きたい。

まず端的に言って、これは放送といえるのだろうか?

おそらく、皆さんこう答えられるのだろう。

「放送ってテレビやラジオのことだろ?
インターネットなんだし、放送じゃないのは当たり前だろJK」

いや、それは当たり前ではないのだ。
ラジオもテレビも、電波を受信して、映像を映し出したり、音を出したりする受信機……
……つまりまぁ、極端に言ってしまえば、ただの箱だ。
パソコンも(中で色々計算しているとはいえ)要はただの箱。…そう、同じく箱なのだ。
これらの箱に共通している点は、線に繋いだり、電波を拾えば、
情報の(送)受信が可能、ということだ。

そして「放送」というのは、三省堂提供のInfoseekマルチ辞書によると、

多数の人に同時に聴取されることを目的として、電波によって音声または音声と映像を受信装置に送ること。一定区域内の人々に対して有線で行われるものについてもいう

という意味なのだそうだ(強調は著者によるもの)。
つまり“放送”というのは、受信機能つきの箱に情報を送信すること、といえる。
……これが現在インターネットで行われていることと何が違うのだろう? いや、同じだ。(反語)

そう考えていくと、NODが日本“放送”協会の運営するウェブサービスということに、
若干の違和感を覚えないだろうか? ―――少なくとも私は覚える。

「私達のデータベースにある番組から、人気の高かったものをチョイスしました。ウェブ上で再生できるようにしましたので、皆さんぜひご覧ください。」

例えばNHKがこう言うなら納得だ。
変わり者の私も「つまりは再放送と同じね。ぉk、把握」となるだろう。
しかし彼らが言ったのはなんだ?

「データベースにあった人気番組を販売します。72時間再生可能ですのでどうぞお楽しみください。」

いや待て落ち着け。―――それなんてツ○ヤ?
ちょっと小銭払って、3日間だけ借りられるってことですか。で、延長はなし、と。
どんだけサービスの悪いレンタルビデオショップなんだという。

そう、彼らが始めたのは放送事業ではありません。
ウェブ上のレンタルビデオショップです。
でも名前は日本放送協会です。
………業種ずれてるコト始めたけど、本業が不調なのに事業展開ですか?

本当のことを言えば、民放がどんどんネットに参入していく中、
(いろいろ規制があって)参入できていなかったNHKには、
一発逆転、かつ、今後ネット上での“放送”の規範となるようなサービスを期待していた。
私もよく聴くTBSラジオのポッドキャストだったり、あるいは第2日本テレビだったり、
日本のウェブ放送は正直いまいちノリきれていなかった。
というかテレビジョンとラジオという昔ながらの「箱」に固執して、
新しく出てきた「箱」への対応がおざなりになっていた。

「放送用の電波だろうが、インターネット上だろうが、
同じように広く、素早く、質の高い情報を“放送”してやんぜ」

それぐらいの気概を行動で示して欲しかった。
だって昔から一番見ていた、みんなの“公共放送”だぜ?
だからNHKがYouTubeでキャンペーンを始めた際は、
「遂に大御所キタ━━(゚∀゚)━━!!」 と独り祭状態だった。相当に期待していたと思う。
それが………ツタ○もどきですか……。

断言しよう。NHKオンデマンドは“放送”ではない。

もう一歩踏み込んで言えば、
放送業者――それも仮にも日本の放送の鑑であるべき存在――が、
自らの全うすべき職務を脇において、他ジャンルの業務を行うなど言語道断だ。
ベースとなるものが間違っている。
“放送”業とは、番組を作ることが業務なのではない。
作った番組を誰かに届けることが業務なのだ。
なんのために番組を作るのか? できたモノを何のために保存するのか?

―――全て、いつか“放送”して人々に知らしめるためである。

そんな、最も基本的で、最も重要なことを失念したサービスには何の価値もない。
“放送”のことをきちんと考えているのなら、即刻停止すべきだ。
その上で、インターネット放送の規範となるモノを作り出して欲しい。
“放送”の役割を全うしているのなら、有料だろうが文句は言うまい。
……だってほら、公共放送だし。

*注釈

  • 「インターネットなんてやめてテレビに注力しろよ」的な意見をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、現状のままインターネットが普及していくと、テレビ業界は“放送”の役割もマスメディアの役割も果たせなくなります。なぜなら、「情報源はGoogleニュースだろJK。テレビとか見ねーwww」とかいう(私みたいな)ネット依存症患者がどんどん増えてきているからです。
  • 「お前、なんか概念からしてひん曲がってるけど?独自解釈の妄想乙ww」とか思う方、その通りで俺涙目になっちゃうから自重してくれると助かる。
  • ですが、コメントとかメールとかは待ってます。

ニュースのワイドショー化にはもううんざりだ。

まとまった文章を書くリハビリのためにも、もうちょっと頻繁にエントリー書くようにしようかと思います。せっかくtouch先生にWordPress投稿ソフト入ってるワケだし。
というか今回はいつものようにTwitterでアイディアだけ徒然と書いてるワケには行かないので。実際、結構怒ってます。

さて、最近、あまりの金欠にバイトを2つに増やしたワケですが、その両方でテレビを見れる環境にあります。
1年前に実家を離れて以来、テレビ放送のアンテナを購入せず、ニュースソースをネットに絞っている自分としては、なんとも貴重な時間だったりします。まぁもちろん、普段はGoogle Newsとブロガーの皆さんのエントリーで事足りてるんですが。

で、そんな私が休憩中にNHKの10時台のニュースを見てました。大阪の個室ビデオ店放火事件がトップニュースでした。
まぁ、数年前の歌舞伎町火災とまったく同じケースが再び起きたんだから、安全対策の面から大きなニュースとして扱われるのは当然でしょう。また、人生の再出発を試みていた男性がそういった場所での生活を余儀なくされており、その末で亡くなられたというなら、社会的弱者の保護(≒格差問題)や看護ヘルパーの実態など、様々な問題を孕んでいることでしょう。
…うん、確かに大きなニュースだ。

……OK。
でもその上で、その個室ビデオ店の店長を追いかけ回して、責任追求をして、「すいませんでした」と言わせるシーンは、果たして必要?

おいおいおい、ここ何chだよ。NHKだろ? NHKだよな? 高校生の作品を評価してる、天下のNHKだよな??
なんでこんな民放のクソワイドショーみたいなマネしてんだよ。てか今時流行んねーって、こんな責任追求的な手法は。何年前からやってんだよ。松本サリンであからさまに失敗したじゃんか。いい加減、反省っていう行為を覚えようよ。

何にぶちキれてるかというと、番組中流れたVTR。

  1. 前半:被害者家族のインタ。「あの子は頑張ってたのにどうして」的なヤツ。これについても思うことは腐るほどあるけど割愛。散々被害感情を煽る。
  2. 後半:ビルの構造を解説した後、元々の設計者が登場。オフィスを想定して作ったらしい。ビデオ店になった後の小部屋の配置を見て、「こんな設計にしたヤツ出て来い」と怒りを露わに
  3. 終盤:問題の店長追い回し。「少しだけお話しを…」としつこく追い回すシーンが10秒ほど。店長は警察の現場検証に立ち会った後らしい。「自身に責任はあると思いませんか?」という問いに、疲れたように「私にあると思います。本当にすいませんでした」とこたえる。

………履き違えてるとしか思えない。何がって?

  • 論点を履き違えてる。肝心なのは、どうしてこんな事件が再び起きたのか、その背景に何があるのか、だ。責任は誰にあるのか、とか、被害者の家族がどう思ってるか、なんて些末な問題に過ぎない(被害者家族がどう思っているか、なんてわざわざ聞かなくてもわかるだろう)。
  • 立場を履き違えてる。報道は人を責める立場にはない。だいたい責任者(?/笑)がカメラに向かって謝ったって、いったい何の意味があるっていうんだ? 自分が「正義を問う審判者」にでもなったつもりか? 人の情報使って飯食ってるような卑しいマスメディア人(もちろん俺も含めて)が、どう開き直ればそんな立場になれるっていうんだ!

ホントにもううんざりだ。いったい何年前から言われていることなんだ。
報道(ニュース)で必要なのは客観的事実、って自分達で言ってるんだろ? それについてもツッコミどころは満載だけど、事実を伝えるのが報道なら、その責務を果たせよ。いまアンタたちが伝えてるのは“事実”か? “客観的”か?

———違うだろ、明らかに“主観的真実”だろう。
いつからアンタらはドキュメンタリストになったんだよ。

視聴者の感情を煽り立てて、安易な主観的判断をとらせようとするのはワイドショーの手法だ。報道がやることじゃない。まして、NHKは絶対にやってはいけない。NHKそれ自体が、日本の放送の鑑であるべきなんだから。

あぁ………結局全然まとまってないや。思いっきし感情で書いてしまった。反省。気が向いたら、何を言いたかったかまとめます。

iPod touch先生からテスト投稿

Worspress for iPhoneが日本語でも動かせるようになったそうなので、早速使ってみる。
…うん、モバイルからのエントリー環境としては最高かな。
touch先生でのタイピング、楽だし。
フォントをHTMLで指定しなきゃなのはめんどいけど…まぁ仕様上仕方が無いww

WM機をMobileMeに対応させる方法(不完全・間接的)

iPhoneならびにiPod touchユーザーの皆さん、MobileMeしてますか?www
ということでトラブル続発で有名なMobileMeが始まって早2週間が経ちました。同期不良だの、ウェブアプリが気に入らないだの聞きますが、私のtouch先生とMacBookでは大方問題なく動作しています。ちなみに大して使わないにも関わらず、我が家のポンコツWindowsもMobileMeに対応済みですww

このブログでも何度か取り上げてますが、MobileMeとはAppleが提供する、Mac/Windows/iPhoneシリーズのメールとかカレンダーとかアドレス帳を自動で勝手に同期してくれるサービスです。ウェブアプリも用意されているので、いつでも、どこからでも同じデータを扱える、クラウドコンピューティングを体現したサービスなワケです。年間¥9,800という価格がネックではありますが。

そんなMobileMe、残念ながらWindows Mobile(以下WM)には対応しておりません。モバイルデバイス好きな方の中には、私のように以前からWM機を持っていて、予定やアドレス帳の管理に必要不可欠という方も多いんじゃないでしょうか。でも、UIは圧倒的にiPhoneシリーズの方が優れているし、できたらWM機とiPhoneでも同じデータを扱いたいところ。
このエントリーでは、そんなWM機とiPhoneシリーズの両方を使う方のために、擬似的にWM機をMobileMeに対応させる方法を書きたいと思います。

メール

これは通常のメールソフトの設定と同じです。WM版のOutlook(アプリ名では「メール」)で新規アカウントを作り、リンク先と同じように設定してください。
ちなみにIMAPを利用したメール受信ですので、当然MobileMe本来のプッシュ送信にはなりませんが、受信の間隔を5or10分にしておけば問題ないんじゃなかろうか。

で、最大のデメリットは電池とパケット代をだいぶ食うこと。設定した間隔でいちいちネットに繋ぎ、新着メールがないか確認するので、1日のネット接続時間がグッと伸びます。パケット代は元より、ただでさえ持ちの悪い電池の消費もなかなか凄まじいことになります。電池の消費は充電器を持ち歩くことで、パケットは定額制にすることで対応してください。

アドレス帳とカレンダー

コレですコレ! 最大のネック。
もちろん、ActiveSync(Windows専用。Microsoft純製)やMissingSync(Mac用の同期ソフト。サードパーティー製)を使えば、問題なくPCやMacのそれと同期できます。しかしこれでは意味がない。なぜなら……

私のアドエスはMacともWindowsとも同期してくれないからwwwwww

Twitterの方では先日グチってみましたが、ここ数週間、どういうワケかアドエスをUSBでMacに繋げても、MissingSyncが反応しなかったんです。仕方なくポンコツWindowsを立ち上げてやってみたところ、「Outlook」が入っていない(「Outlook Express」なら入っている)からダメだと言われ、終いにはMacとの同期に失敗したせいか、アドレス帳とカレンダーの全データが消えるという事態に陥りましたwww

iPod touchとMac自体のデータは無事だったので、アドエス自体からMobileMeと同期できればいいんじゃないかと思い、ウェブ上かけずり回ったんですが…見つからず。本格的にアドエスは無線ルータ扱いするか悩んでたんですが………ありましたよ、方法が。

実は私、MobileMe以外にもう1つ、アドレス帳とカレンダーの同期サービスを使ってたんです! それがPlaxo

Plaxoは無料のアドレス帳・カレンダー同期サービスで、WindowsとMacだけではなく、GoogleやYahoo!といったウェブ上のサービスとも同期してくれる便利すぎるもの。アカウントを作って、ちゃちゃっと同期ポイントを設定しましょう。
ページ上部タブ「カレンダー」→ページ下部「同期ポイントの追加」とかで同期ウィザードが起動するので、まずは使っているOSのメールと同期させよう。

Plaxo 同期ウィザード
画面はこんな感じ。

ウィザードの案内に従い、同期ソフトをPC or Macにダウンロード&インストール。早速起動して、ソフト側でユーザー名・パスワード・各種設定をし、Plaxoとローカルを同期させてしまう。

次にWM用の同期アプリを「Pocket PC」「CAB(詳細)」でダウンロードし、WM機にインストール。俺の場合は直接アドエスにファイルをおくれないので、ファイルストレージサービスのBox.netモバイル版あり)を使いました。
一応、サイトの方では「プレミアにアップグレードしなきゃできないよ」的なこと書いてありますが、30日間試用可能だそうなので、とりあえずはしばらく使えるみたい。30日間過ぎたら、アクティベーションやれって通知が来るのかしら。

で、WM版を起動したら、ユーザー名・パスワードを設定したら、必ずどれくらいの頻度で同期するか設定すること。「Menu」→「Sync Setting」→「Advanced Setting」で行けるので、手動/自動(5分〜1日ごと)を選択できます。
ちなみにこれも、パケット代と電池を食うので注意が必要。だから充電器とパケット定額を(ry

とまぁここまでやれば設定完了で、MobileMeで変更した内容はMacやWindowsを起動する度にPlaxoとも同期されるので、いつの間にやらWM機の方でも同期が完了してるよ、という単純な話なのでした。

現状

で、その方法で現在試しているんだけど、いわゆる「メールアドレス3」(=自宅と勤務先以外のその他のアドレス)扱いのメアドは、Plaxoの仕様で同期されないもよう…。だから「携帯」としてその他のアドレス扱いにしてるケータイアドレスは、結局現在同期されてないのでした。

マジで意味がないorz

しかしまぁ電話番号とカレンダーは問題なく見れるので、これで一応アドエスの「携帯電話」としての機能は回復したぜ。個人用のメールはどのみちMobileMeに統一する気だったので、ま、これもいい機会かな、なんて思ったり。

mixi Radioがなかなか素晴らしい件。

私はもっぱらROM専門なmixiですが、
地味にmixiステーションをマイMacに入れており、再生履歴がアップされてました。
で、そんな私にとって、なかなか嬉しい新機能が昨日追加されました。
それがmixiミュージック+Radioです。

mixi Radio は、mixi の各ページ内にある play をクリックするだけで、沢山の音楽をラジオのように聴くことができるサービスです。

以下のような3種類の mixi Radio があり、無料コースでも約10万曲の音楽をお楽しみ頂けます。

・個人の嗜好が反映され、自分好みに進化していく「マイ・ラジオ」 ※フルレングス再生
・選択したアーティストを中心に、テイストの似た音楽が流れる「アーティスト・ラジオ」 ※フルレングス再生
・みんなが作ったソングリストを、シャッフル再生できる「シャッフル・ラジオ」 ※無料コースでは45秒未満に制限されます

※フルレングス再生とは、楽曲の最初から最後まですべてを再生することです。
※有料コースの「ミュージックプラス」では、音声広告なしで高音質の楽曲を40万曲以上再生できます。さらにシャッフル・ラジオもフルレングスで再生できるようになります。

[mixi] 新機能リリース・障害のご報告

相変わらずクローズドなSNSなので、直リンクを貼付けることはできませんが、
mixiのトップ画面右側中段に「マイ・ラジオ」と「アーティスト・ラジオ」があります。
私のような、音楽好きでmixiステーションを入れている人は、
「マイ・ラジオ」の方を使ってみるといいんじゃないでしょうか。
さっきから好きだけど金なくて触れてないアーティストの曲が流れっぱなしですwww

インターフェイスはFlashベースで、こんな感じ↓

さすがFlashベース、という感じで、起動までに若干時間がかかる上、
回線が混雑しだすとメディアサーバーに繋がらず、
リロードして、また読み込みを待たなければならないという体たらくですが、
…ま、その辺は今後に期待しましょう。

で、このサービス、注目すべき点は3つです。

iTMSやmora winでのダウンロード購入に対応

こんな風にランダムで曲が流れていけば、当然琴線に触れる曲も出てきます。
私は現在とてつもなくお金がないので我慢していますが、
ジャケットをクリックするとこんなウィンドウが出てきて、詳細情報が見れます。

画面一番下(部分)にiTMSやmora winで購入するためのボタンがついてますね。
試してはませんが、これでそれぞれの購入画面にリンクされてるんでしょう。

このブログでも、大抵の商品リンクはAmazonにリンクされてますが、
商品に興味を持つ→クリック1つで詳細→購入って流れってすごく重要だと思うんです。
元々mixiではiTMSとmora winと提携していて、その流れが実現できてましたが、
いかんせん試聴できないってのは痛かった。“詳細”がないのと同じですから。
で、今回のサービスによって興味→詳細の流れが確保できたし、
ホントにmixi Radioをきっかけに、ネットで音楽を買う人って増えるんじゃないだろうか。

インターネットってプラットフォームは本来、
音楽のような物体に束縛されない、カタチなきメディアとの相性がいいと思うんです。
CDや譜面というのはあくまで音楽それ自体を物体に変換したものであって、
私たちが払うお金の中にはそれを造るためのお金も含まれてます。
アーティストが作ってるのはCDでも譜面でもなくて、“音楽”というコンテンツなんだから、
純粋にそれ自体に対価を支払いたいところ。
ネットで売り買いすれば製造費もクソもないんだから、
現状これほど純粋にアーティスト側へ対価を支払うモノはありません

そのためのわかりやすい方法を提示している点で、mixi Radioは評価できると思います。

こちらの好みに応えてくれるラジオプログラム

今まで私にとって、自分の知らないアーティストに出会うきっかけっていうのは、
趣味の合う友人かに薦められるか、ラジオか、試聴コーナーだけでした。
でもこれって“アタリ”に出会う確率ってなかなか低いですよね。
対人コミュニケーションが下手で、趣味の傾向も偏ってる私みたいな人だと、
「いい趣味してる」と感じる思える友人や番組や店を探すとこから始めないといけない。
それって割と時間と根気のいる作業なんですよねぇ・・・;;;

で、それを楽にしてくれるのがいわゆるサジェストシステム。
例えばAmazonなら、そのユーザーが購入したり、興味を持った商品のリストが作られ、
同じような傾向を持つ他のユーザーのリストと比べて、
「こんな商品もありますよ」とオススメ
してくれるわけです。

このmixi Radioも同じような仕組みで選曲されているようですね。
これで、上述のようにiTMSで気になったアルバムを気軽に購入できます。…お金さえあれば

そしてこれがSNSで実現されるべき機能なのだとも思います。
Socialという言葉がつくぐらいなんだから、
自分の情報を意識せずにネット上の「社会」と同期させ、それを利用したいってもんです。
以前エントリー内で詳しく書きましたが、MobileMeのように、
ユーザーにオンラインとオフライン、デバイスの違いなどを意識させず、
同じ情報に触れさせることがこれからのネットの潮流なワケです。
SNS上の自分というのは「もう1人の自分」なのだから、
その潮流に乗れるよう、mixiには今回のように頑張って欲しいところです。

ニコ動の時報的な広告

mixi Radioを起動したり、何曲か聞いていくとCMが入ります。
LISMOだったり車だったりコカコーラだったり。
いわゆるニコニコ動画の「時報」的なノリです。常時画面端に表示されますし。

まぁ人によっては「ウザい」と感じるかもしれませんが、
誰の金でタダで聞かせてもらってんだって話だと何も言えないわけでwww
私はニコ動の時報も大抵は楽しんでみてますからねー。

ただ、これがホントにビジネスモデルとして成り立ってるかっていうと、
正直かなり怪しいんじゃないかと思います。
先日のニコニコ大会議OPムービーでも「採算は取れていない」と言ってましたが、
広告ビジネスだけではなかなか厳しいモノがあると思うんです。
まぁじゃぁ他にどうやって稼ぐんだと聞かれると返答に困ってしまうんですが、
mixiにはぜひとも、収益を上げられるだけのモノに育て上げて欲しいです。