Worspress for iPhoneが日本語でも動かせるようになったそうなので、早速使ってみる。
…うん、モバイルからのエントリー環境としては最高かな。
touch先生でのタイピング、楽だし。
フォントをHTMLで指定しなきゃなのはめんどいけど…まぁ仕様上仕方が無いww
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WM機をMobileMeに対応させる方法(不完全・間接的)
iPhoneならびにiPod touchユーザーの皆さん、MobileMeしてますか?www
ということでトラブル続発で有名なMobileMeが始まって早2週間が経ちました。同期不良だの、ウェブアプリが気に入らないだの聞きますが、私のtouch先生とMacBookでは大方問題なく動作しています。ちなみに大して使わないにも関わらず、我が家のポンコツWindowsもMobileMeに対応済みですww
このブログでも何度か取り上げてますが、MobileMeとはAppleが提供する、Mac/Windows/iPhoneシリーズのメールとかカレンダーとかアドレス帳を自動で勝手に同期してくれるサービスです。ウェブアプリも用意されているので、いつでも、どこからでも同じデータを扱える、クラウドコンピューティングを体現したサービスなワケです。年間¥9,800という価格がネックではありますが。
そんなMobileMe、残念ながらWindows Mobile(以下WM)には対応しておりません。モバイルデバイス好きな方の中には、私のように以前からWM機を持っていて、予定やアドレス帳の管理に必要不可欠という方も多いんじゃないでしょうか。でも、UIは圧倒的にiPhoneシリーズの方が優れているし、できたらWM機とiPhoneでも同じデータを扱いたいところ。
このエントリーでは、そんなWM機とiPhoneシリーズの両方を使う方のために、擬似的にWM機をMobileMeに対応させる方法を書きたいと思います。
メール
これは通常のメールソフトの設定と同じです。WM版のOutlook(アプリ名では「メール」)で新規アカウントを作り、リンク先と同じように設定してください。
ちなみにIMAPを利用したメール受信ですので、当然MobileMe本来のプッシュ送信にはなりませんが、受信の間隔を5or10分にしておけば問題ないんじゃなかろうか。
で、最大のデメリットは電池とパケット代をだいぶ食うこと。設定した間隔でいちいちネットに繋ぎ、新着メールがないか確認するので、1日のネット接続時間がグッと伸びます。パケット代は元より、ただでさえ持ちの悪い電池の消費もなかなか凄まじいことになります。電池の消費は充電器を持ち歩くことで、パケットは定額制にすることで対応してください。
アドレス帳とカレンダー
コレですコレ! 最大のネック。
もちろん、ActiveSync(Windows専用。Microsoft純製)やMissingSync(Mac用の同期ソフト。サードパーティー製)を使えば、問題なくPCやMacのそれと同期できます。しかしこれでは意味がない。なぜなら……
私のアドエスはMacともWindowsとも同期してくれないからwwwwww
Twitterの方では先日グチってみましたが、ここ数週間、どういうワケかアドエスをUSBでMacに繋げても、MissingSyncが反応しなかったんです。仕方なくポンコツWindowsを立ち上げてやってみたところ、「Outlook」が入っていない(「Outlook Express」なら入っている)からダメだと言われ、終いにはMacとの同期に失敗したせいか、アドレス帳とカレンダーの全データが消えるという事態に陥りましたwww
iPod touchとMac自体のデータは無事だったので、アドエス自体からMobileMeと同期できればいいんじゃないかと思い、ウェブ上かけずり回ったんですが…見つからず。本格的にアドエスは無線ルータ扱いするか悩んでたんですが………ありましたよ、方法が。
実は私、MobileMe以外にもう1つ、アドレス帳とカレンダーの同期サービスを使ってたんです! それがPlaxo。
Plaxoは無料のアドレス帳・カレンダー同期サービスで、WindowsとMacだけではなく、GoogleやYahoo!といったウェブ上のサービスとも同期してくれる便利すぎるもの。アカウントを作って、ちゃちゃっと同期ポイントを設定しましょう。
ページ上部タブ「カレンダー」→ページ下部「同期ポイントの追加」とかで同期ウィザードが起動するので、まずは使っているOSのメールと同期させよう。
ウィザードの案内に従い、同期ソフトをPC or Macにダウンロード&インストール。早速起動して、ソフト側でユーザー名・パスワード・各種設定をし、Plaxoとローカルを同期させてしまう。
次にWM用の同期アプリを「Pocket PC」「CAB(詳細)」でダウンロードし、WM機にインストール。俺の場合は直接アドエスにファイルをおくれないので、ファイルストレージサービスのBox.net(モバイル版あり)を使いました。
一応、サイトの方では「プレミアにアップグレードしなきゃできないよ」的なこと書いてありますが、30日間試用可能だそうなので、とりあえずはしばらく使えるみたい。30日間過ぎたら、アクティベーションやれって通知が来るのかしら。
で、WM版を起動したら、ユーザー名・パスワードを設定したら、必ずどれくらいの頻度で同期するか設定すること。「Menu」→「Sync Setting」→「Advanced Setting」で行けるので、手動/自動(5分〜1日ごと)を選択できます。
ちなみにこれも、パケット代と電池を食うので注意が必要。だから充電器とパケット定額を(ry
とまぁここまでやれば設定完了で、MobileMeで変更した内容はMacやWindowsを起動する度にPlaxoとも同期されるので、いつの間にやらWM機の方でも同期が完了してるよ、という単純な話なのでした。
現状
で、その方法で現在試しているんだけど、いわゆる「メールアドレス3」(=自宅と勤務先以外のその他のアドレス)扱いのメアドは、Plaxoの仕様で同期されないもよう…。だから「携帯」としてその他のアドレス扱いにしてるケータイアドレスは、結局現在同期されてないのでした。
マジで意味がないorz
しかしまぁ電話番号とカレンダーは問題なく見れるので、これで一応アドエスの「携帯電話」としての機能は回復したぜ。個人用のメールはどのみちMobileMeに統一する気だったので、ま、これもいい機会かな、なんて思ったり。
mixi Radioがなかなか素晴らしい件。
私はもっぱらROM専門なmixiですが、
地味にmixiステーションをマイMacに入れており、再生履歴がアップされてました。
で、そんな私にとって、なかなか嬉しい新機能が昨日追加されました。
それがmixiミュージック+Radioです。
mixi Radio は、mixi の各ページ内にある をクリックするだけで、沢山の音楽をラジオのように聴くことができるサービスです。
以下のような3種類の mixi Radio があり、無料コースでも約10万曲の音楽をお楽しみ頂けます。
・個人の嗜好が反映され、自分好みに進化していく「マイ・ラジオ」 ※フルレングス再生
・選択したアーティストを中心に、テイストの似た音楽が流れる「アーティスト・ラジオ」 ※フルレングス再生
・みんなが作ったソングリストを、シャッフル再生できる「シャッフル・ラジオ」 ※無料コースでは45秒未満に制限されます※フルレングス再生とは、楽曲の最初から最後まですべてを再生することです。
※有料コースの「ミュージックプラス」では、音声広告なしで高音質の楽曲を40万曲以上再生できます。さらにシャッフル・ラジオもフルレングスで再生できるようになります。
相変わらずクローズドなSNSなので、直リンクを貼付けることはできませんが、
mixiのトップ画面右側中段に「マイ・ラジオ」と「アーティスト・ラジオ」があります。
私のような、音楽好きでmixiステーションを入れている人は、
「マイ・ラジオ」の方を使ってみるといいんじゃないでしょうか。
さっきから好きだけど金なくて触れてないアーティストの曲が流れっぱなしですwww
インターフェイスはFlashベースで、こんな感じ↓
さすがFlashベース、という感じで、起動までに若干時間がかかる上、
回線が混雑しだすとメディアサーバーに繋がらず、
リロードして、また読み込みを待たなければならないという体たらくですが、
…ま、その辺は今後に期待しましょう。
で、このサービス、注目すべき点は3つです。
iTMSやmora winでのダウンロード購入に対応
こんな風にランダムで曲が流れていけば、当然琴線に触れる曲も出てきます。
私は現在とてつもなくお金がないので我慢していますが、
ジャケットをクリックするとこんなウィンドウが出てきて、詳細情報が見れます。
画面一番下(○部分)にiTMSやmora winで購入するためのボタンがついてますね。
試してはませんが、これでそれぞれの購入画面にリンクされてるんでしょう。
このブログでも、大抵の商品リンクはAmazonにリンクされてますが、
商品に興味を持つ→クリック1つで詳細→購入って流れってすごく重要だと思うんです。
元々mixiではiTMSとmora winと提携していて、その流れが実現できてましたが、
いかんせん試聴できないってのは痛かった。“詳細”がないのと同じですから。
で、今回のサービスによって興味→詳細の流れが確保できたし、
ホントにmixi Radioをきっかけに、ネットで音楽を買う人って増えるんじゃないだろうか。
インターネットってプラットフォームは本来、
音楽のような物体に束縛されない、カタチなきメディアとの相性がいいと思うんです。
CDや譜面というのはあくまで音楽それ自体を物体に変換したものであって、
私たちが払うお金の中にはそれを造るためのお金も含まれてます。
アーティストが作ってるのはCDでも譜面でもなくて、“音楽”というコンテンツなんだから、
純粋にそれ自体に対価を支払いたいところ。
ネットで売り買いすれば製造費もクソもないんだから、
現状これほど純粋にアーティスト側へ対価を支払うモノはありません。
そのためのわかりやすい方法を提示している点で、mixi Radioは評価できると思います。
こちらの好みに応えてくれるラジオプログラム
今まで私にとって、自分の知らないアーティストに出会うきっかけっていうのは、
趣味の合う友人かに薦められるか、ラジオか、試聴コーナーだけでした。
でもこれって“アタリ”に出会う確率ってなかなか低いですよね。
対人コミュニケーションが下手で、趣味の傾向も偏ってる私みたいな人だと、
「いい趣味してる」と感じる思える友人や番組や店を探すとこから始めないといけない。
それって割と時間と根気のいる作業なんですよねぇ・・・;;;
で、それを楽にしてくれるのがいわゆるサジェストシステム。
例えばAmazonなら、そのユーザーが購入したり、興味を持った商品のリストが作られ、
同じような傾向を持つ他のユーザーのリストと比べて、
「こんな商品もありますよ」とオススメしてくれるわけです。
このmixi Radioも同じような仕組みで選曲されているようですね。
これで、上述のようにiTMSで気になったアルバムを気軽に購入できます。…お金さえあれば
そしてこれがSNSで実現されるべき機能なのだとも思います。Socialという言葉がつくぐらいなんだから、
自分の情報を意識せずにネット上の「社会」と同期させ、それを利用したいってもんです。
以前エントリー内で詳しく書きましたが、MobileMeのように、
ユーザーにオンラインとオフライン、デバイスの違いなどを意識させず、
同じ情報に触れさせることがこれからのネットの潮流なワケです。
SNS上の自分というのは「もう1人の自分」なのだから、
その潮流に乗れるよう、mixiには今回のように頑張って欲しいところです。
ニコ動の時報的な広告
mixi Radioを起動したり、何曲か聞いていくとCMが入ります。
LISMOだったり車だったりコカコーラだったり。
いわゆるニコニコ動画の「時報」的なノリです。常時画面端に表示されますし。
まぁ人によっては「ウザい」と感じるかもしれませんが、
誰の金でタダで聞かせてもらってんだって話だと何も言えないわけでwww
私はニコ動の時報も大抵は楽しんでみてますからねー。
ただ、これがホントにビジネスモデルとして成り立ってるかっていうと、
正直かなり怪しいんじゃないかと思います。
先日のニコニコ大会議のOPムービーでも「採算は取れていない」と言ってましたが、
広告ビジネスだけではなかなか厳しいモノがあると思うんです。
まぁじゃぁ他にどうやって稼ぐんだと聞かれると返答に困ってしまうんですが、
mixiにはぜひとも、収益を上げられるだけのモノに育て上げて欲しいです。
浅井健一個展「Jet Milk Hill to Sherbet Street」に行ってきました。
浅井健一の個展「Jet Milk Hill to Sherbet Street」を見に、六本木へ行ってきました。
なんとXactiを忘れるという失態をおかしまして、
会場のZEL CAFE / GALLERYの外観とかを写していないのですが、
カフェの半分がギャラリー、みたいな構造でした。
だからギャラリー目的で来たんですが、前まで来たら店員のイケメンな兄ちゃんに
「いらっしゃいませ☆」なんて爽やかに声をかけられてしまいました。アッー!
で、肝心の個展ですが、ベンジーの頭の中大公開!という印象ですね。
まず入るとベンジーの愛車「サリンジャー号」が迎えてくれます。
とりあえず、錆び具合といいボロ具合といい、カッコいいです。
ちゃんと「SALLINGER」ってペイントされてるんですが、
その塗装も結構剥げてて、たくさん乗ったんだなって感じです。
これって『Johnny Hell』のジャケットのあのバイクだよね?
絵の方は街の望遠風景や、歌詞の中に登場する人物達の日常を描いたものが主。
あぁ…彼の頭の中ではみんな生きてるのか、存在してるのかってことを実感できます。
その世界から歌詞を書くんだから、そりゃあんな特殊な歌詞ができるってもんで。
あと見てて思ったのは、ベンジーの源流がきっと50sにあるんだろうな、ということ。
作画とか登場人物の服装とかだけじゃなくて、
あのフリーで、セクシーで、退廃的な感じは、60sというより50sな感じ。
題名を忘れてしまったのだけど、
向かい合った男女が違う建物の屋上に立って会話してる絵はまさに象徴的だった。
女「今日はナスとトマトのスパゲッティーよ」
男「死んでいいかな?」
みたいな会話だったと思う。
同行していた@hatiが、「セリフ逆にしてもおもしろいよね」と言ったのが印象的。
そんな感じの「Jet Milk Hill to Sherbet Street」ですが、
予定を延期して22日(日)まで開催、とのこと(入場無料)。
出入り口にはベンジーへの寄せ書き用ノートもありますので、
浅井健一ファンの方、ちょっと六本木まで立ち寄ってみては?
で、売店でポスター(¥2,500)とTシャツ(¥3,500)買ってしまいました。
お金ないとかそんなことは一時的に思考から廃棄しましたww
[レビュー] 三谷幸喜最新作「ザ・マジックアワー」
昨日7日は誕生日でした。
@hatiとどっか出かけようぜという話になっていて、
三谷幸喜大先生の最新作がちょうどこの日に公開されるということで、
学校終わったあと、TOHOシネマズ錦糸町へ見に行くことにしました。
で、それがこの「ザ・マジックアワー」です。ストーリーはこんな感じ。
「命が惜しければ、五日以内に幻の殺し屋を見つけて来い!」
街を牛耳るボス・天塩(てしお)(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(びんご)(妻夫木聡)。命の代償に伝説の殺し屋” デラ富樫(とがし)”を連れて来ると誓うが、期日が迫ってもデラは見つからない。窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、映画監督のフリをして無名の俳優村 田大樹(たいき)(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげることだった。
こうして、三流役者の村田は、まるで映画のセットのような不思議な港町、守加護へとやって来る。
映画の撮影だと思い込んでいる彼にとって、その街で起こることはすべて映画の中の出来事。ゴム製の拳銃片手に、本物のギャングたちと渡り合うことになる村田。誤解が誤解を呼び、やがて事態は誰もが予想しなかった方向へ……。
まったく先の読めない三谷渾身のオリジナル・ノンストップコメディが幕を開ける!その街で、すべてを映画の撮影だと信じ、伝説の殺し屋を演じ続ける<売れない俳優・村田>。
その俳優を本物の殺し屋だと勘違いし、雇ってしまう<暗黒街のボス・天塩>。
そして、自分の命を賭けて、2人の男をだまし通そうとする<しがないギャング・備後>。
果たして、<彼ら>と<彼らに巻き込まれていく人々>の運命は一体どうなるのか!?
まぁさすが三谷大先生。ホントに先が読めない。
ストーリーあるモノを撮ったことはありませんが、俺は映像制作をかじってます。
どんな時でも、伏線らしきモノを見つけ出し、分析し、
その次の展開を予想しながら作品を見ています。
特に三谷幸喜の作品は最後の最後でどんでん返しが待ってるので、
単純に映画を楽しむだけじゃなく、そういうトコも余すところなくチェックしてます。
しかしそれでも予想できない!
もうなんつーか全編通して「そこでそれを持ってくるか!」の連続。
最初から最後まで、絶対に観客にスキを見せない、完璧な脚本でした。
そしてそれを支える役者陣の配役/演技も素晴らしい!
主要人物の佐藤浩市・妻夫木聡・西田敏行はもちろん文句ナシ。
あの佐藤浩市のハッタリくさいカッコよさとか、
カッコいいようでどこか抜けてる感じがする妻夫木の魅力とか、
ああいう役やらせたら間違いなく日本一な西田敏行の演技力とか、
とにかく三谷作品の定番を今回もよく表現してくれました。
そして今回、絶対に注目して欲しいのは、綾瀬はるかと寺島進。
綾瀬はるかに関しては・・・まぁとにかく演技が下手なんだわww
しかしそれをなんと配役によって活かしきってしまうという妙手wwww
その演技の下手さが、若くて、青臭い感じの鹿間夏子役にピッタシ合うんですよ、これが。
といっても彼女の他の作品を見ていないので、
もしこれを「わざと」やっていたんだとしたら、ハンパない演技力ですが。
そして寺島進。この人、ホントに演技うまいなwww
最優秀助演男優賞とれるんじゃないかと思えるほど、一貫して素晴らしい演技でした。
見た目恐い。しかも迫力も恐い。そしていかにも「ワル」な感じ。
なのにどっか抜けてるからすんごい笑える。……これがギャップ萌え?<違
あとスクリーンのメインに映ってない時の演技ね。
他のキャストが映る画面の後ろや端でなんかやってる仕草が、もう、もう、完璧っ!!
それだけで笑いが取れるってどういうことですか、っていう話でwww
他にも、セットとか小道具とか、いいところはたくさんあるのですが、
それはぜひ、映画館でご自分の目でお確かめくだされ。
「ザ・マジックアワー」、オススメです。